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Dr.Kブログ読者のみなさん、こんにちは。

ここ最近、図書館に引きこもりがちの管理人です。
さて、本日は今後台湾留学を予定している人たちを対象として、台湾の大学や大学院の授業スタイルとはいったいどんな雰囲気なのかについてレポートしたいと思います。なお、管理人は国立台湾師範大学、成功大学、政治大学での就学経験をもとに紹介します。

台湾の大学(院)の授業スタイルについて

まず、読者の方にことわっておきますが、これから管理人が紹介する内容はあくまで上記3校での授業体験談に基づく内容であり、各大学や各学部によって多少の違いはあると推測されるので、あくまで「参考」として読んでくださいね。

大学(院)の時間割構成:

まず、台湾の大学(院)の授業の時間割は以下のようになっています。以下の時間割は基本的にだいたい同じです。(大学によって多少違うケースあり)

0節 7:10~8:00
1節 8:10~9:00
2節 9:10~10:00
3節 10:10~11:00
4節 11:10~12:00
5節 12:10~13:00
6節 13:10~14:00
7節 14:10~15:00
8節 15:10~16:00
9節 16:10~17:00
10節 17:10~18:00
A節 18:10~19:00
B節 19:10~20:00
C節 20:10~21:00
D節 21:10~22:00

(注意:まず0節というのがありますが、基本的にこの時間帯での授業はないと理解して大丈夫です。早朝クラスは上記の1節から授業開始です。夜間部では主にA~D節の時間帯がメインです。)

上記の時間割がわかるように、台湾の大学(院)の1コマは50分です。そして、各履修科目の授業時間数は2コマあるいは3コマが通例です。日本の大学は1コマ90分が通例ですね。台湾の大学で履修科目を選択する場合、履修科目数が2単位と明記されていれば2コマの授業時間を受けなければいけません。なお、学部によっては土曜のクラスもあります。

教室の広さ

台湾の大学の教室の広さは一言で説明することができません。これは大学によって教室の広さが異なることが多いからです。日本の大学だと100人以上を収容できる大きな講堂で授業を受けるイメージがありますね。もちろん、台湾の大学でも大きな講堂を設置している大学もあります。しかし、なかには日本の高校のようにせいぜい30~50人程度規模の教室で授業を受けるケースもあります。ちなみに、管理人は政治大学の学部の韓国語コースの授業を履修していますが、教室は30~50人程度が利用できる程度の規模です。故に、授業中に居眠りなんてするとすぐにばれます。大学院の教室は、だいたい10~20人程度の教室です。

授業中の学習スタイル

これについては、日本の大学の授業スタイルと大きく異なることはありません。1名の教師が教壇に立ち複数の生徒の前で授業を行う聴講式が基本です。生徒は教師が指定する教科書を購入するか先輩などから入手して授業時に持参します。なお、多くの教材は英文版であるケースがほとんどです。故に英語の読解力がない人にとってはとてつもない苦痛となることは言うまでもありません。ましてやあなたの専攻が経済、経営、金融、政治、外交などである場合はほぼ間違いなく英文の教科書とお付き合いすることになりますので、事前に覚悟をしておきましょう。

英文の教材を読むのが苦痛、読むのに膨大な時間がかかり他のことができなくなる。なんとかならない???と悩んでいる人も多い事でしょう。もちろん、管理人もそのひとりです。では、今管理人は英文の教材に対してどう対応しているのか?完璧な対応策など存在できませんが、あなたの苦痛を少しは軽減できる方法を紹介しましょう。

英文文献を読む労力と時間を極力軽減するためにすべきこと!!!

虎の巻:

1 英文の教材の書名ないしチャプター(章)のタイトルをグーグルで検索

グーグルで「書名、タイトル名、 日本語訳、中国訳(中譯)」などと入力して検索しましょう。運がよければ日本語訳或いは中国語訳の翻訳版があります。そのときは、図書館へ行って該当する本を探して読むといいでしょう。

2 グーグル翻訳を使って翻訳する。

機械翻訳なんて文法構造が不正確で信用できない!!と考えているそこのあなた!!侮ることなかれ。近年、ネットの機械翻訳機能もかなり向上しています。そこで、管理人がいつも使用しているグーグル翻訳を推薦します。ただ、英語→日本語への翻訳の品質はレベルが低いのでやめたほうがいいです。おすすめは英語→中国語への翻訳です。中国語能力がある人なら、かなりの確率で内容を理解できるはずです。もちろん、完璧な翻訳は無理ですが、それでも、日本語訳で理解するよりは確実に容易に且つだいたい正確に英文の原文を理解することができるはずです。この方法は、単に英文文献を中国語訳で読むという以外に、直接PPT作成の際にコピペで貼り付けて利用できる点というメリットがあります。もし、中国語訳の文法あるいは内容がいまいち理解できないときは台湾人のクラスメイトに助けてもらえばすぐに解決できます。

3 教師が指定した英文文献を最初から最後まで読むな

これはあまりおすすめしないのですが、本当に時間に余裕のない場合のみに利用してみてください。英文文献を読んで中国語ないし英語でPPTを作成してプレゼンをしなければならないときは、グーグルで「PPT 書名或いはチャプター名」と入力して検索しましょう。すると、過去に他の大学生や学者が作成した同様のテーマのPPTを探し出すことができます。そして、それをダウンロードして自分のPPTにコピペして利用します。もちろん、丸丸コピーでは倫理的にアウトなので、文章の表現方法を変更し、イラストやグラフを追加するなどしてオリジナルも加えましょう。ゼロからPPTを作成するなどばかばかしい。考えてもみてください。数時間或いは数十時間もかけて作成したPPTにもかかわらず、実際の授業でのプレゼン時間はたったの30分から1時間程度でおわり。おまけに自分のつたない中国語や英語での発表。結果、教師や周囲の評価は中程度、下手すると低評価なんてことも現実によくあります。管理人の戦略は極力最小の努力で中程度の効果を狙うことです。ただし、学会やセミナーでPPTを活用してプレゼンする場合は間違ってもここで紹介する方法を活用してはいけません。もしそんな行為をして不正行為がばれたらアウトですここで説明しているのはあくまで学校の授業などでプレゼンする程度の小規模で重要性の低い規模を想定しています。一番愚かなのはひとつの科目に時間をかけすぎた結果、他の科目の成績を落としてしまうことです。要領よくいきましょう。完璧主義を目指すなどあほで愚かな行為です。(注:芸術、医学、機械工学、科学など専門分野は対象外)

4 中国のサイトにアクセスして必要資料を集める

簡体字を見ると目が痒くなりアレルギーになりそうな管理人ですが、自分の学習負担量を減らすために中国大陸のサイトもよく活用しています。管理人はオープンマインドなので、嫌いなものであろうと、自己利益に役立つのならば最大限利用してやるをモットーにしています。中国共産党、中国人、簡体字など嫌いな人も中にはいるでしょう。しかし、少し冷静になってください。中国は約13億の人口で日本以上の学歴社会です。中国人は生き残りをかけて日々精進して勉強しています。当然、優秀な学生や学者が書いた素晴らしい論文も数多くあります。そういう優れた論文を読むことで自分の知識を増やすことができます。

また同時にパクリの天才達です。パクリの天才達が世界各国の優秀な学者たちの論文をコピペして作成した完成度の高い論文があります。(ここでは倫理性は無視します)それらの論文を読んで知識を深めるのも自己成長させる効率性の良い方法のひとつだと思います。ただし、くれぐれも忠告しておきますが、他人の論文は読んで知識を増やす段階にとどめましょう。間違っても、自分の論文にコピペするなどという愚かな行為はやめましょう

ここで管理人が主張したいのは、時間制限のある条件下で如何に効率よく自分の知識を深めるかという点にあります。ここでは、自分の論文やレポートを簡単に作成する方法を目的とはしていません。

大学部の宿題、中間試験や期末試験ってどんな感じなの?

大学での宿題、試験などについては担任教師により多少異なる場合があります。しかし、基本的には1学期に平均1~2回のPPTを使用したプレゼン(口頭報告)を行います。このプレゼンの持ち時間は20~60分程度です。発表形式は一人発表或いはグループ発表のいずれかになります。そして、中間試験と期末試験については、筆記試験或いはレポートの提出のいずれかです。なお、学期が終わって数週間立つと最終成績がでます。大学部生なら60点/100点で合格です。もし、必須科目が不合格の場合再履修となります。

なお、大学院の場合は70点/100点で合格です。院生の場合、1学期あたり1~2回のプレゼンに加えて中間及び期末試験は3000-5000字(多い場合は10000字)程度のレポートを書くケースが多いです。

大学部の卒業単位ってどのくらいなの?

台湾の大学を卒業するために必要な卒業単位数は124~135単位が平均的範囲です。大学或いは専攻学部により多少の違いがありますので、自分で確認しましょう。しかし、この卒業単位数であれば日本の大学の卒業条件とたいして変わりませんね。ちなみに、大学院の場合の卒業単位は平均でいうと24~30単位前後です。

卒論は書かないといけないの?

結論から言うと、基本的に卒論は不要です。(もちろん例外もあり)台湾では卒論を書く代わりに、卒業制作を提出することケースが多いです。では、この卒業制作とはどのようなものなのか?例えば、卒業作品のテーマを決めて、それについて個人或いはグループで作業をしてレポートを作成します。そして、クラスメイトの前で発表するといった場合が多いです。学生の中には、創作性のある動画作品を制作してそれをyoutubeにアップロードする人もいます。なかには面倒くさいなと感じる人もいかもしれませんが、人生に一度の経験と思えばじっくりと取り組んでみるのもいいのではないでしょうか。

なお、大学院の場合は修士論文で5万~10万字、博士論文で10万~20万字くらいが相場です。これに加えて学会やセミナーでの口頭発表あるいはジャーナルへのペーパーの投稿などを義務づけている学校もあります。

台湾の長期休暇はどうなっているの?

台湾の大学の長期休暇について、おおよそ以下のとおりです。

夏季休暇:6月末~9月中旬

冬季休暇:1月末~2月第3週末まで

さて、台湾の大学(院)の授業スタイルはざっとこんな感じです。少しは想像していただくことはできたでしょうか。まあ、一番良いのはやはり自分が受験しようとする大学に直接見学に行って、そこで日本人の先輩を捕まえて率直な意見を聞くのが一番参考になります。確かに、ブログからもいろんな人の意見を聞くことはできますが、文面による表現内容と実際に聞いた内容とではやはり差があるものです。

もし時間が許すなら、自分の希望する大学に足を運んで学校見学並びに授業を聴講することがベターです。大学は4年間です。入学後に想像していたのと全然違うなんてことはよくあります。後悔しないためにも最大限の事前準備はしっかりとしましょう。

 

 

 

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“台湾の大学(院)の授業スタイルってどんな感じなの? 授業の負担を極力減らす裏ワザを紹介” への3件のフィードバック

  1. 初めまして。以前からずっと楽しく拝見させていただいています。
    私も現在台湾の大学院に通っているのですが、今回の記事にあまりに共感しすぎて
    1人で興奮していました。なにせ中国語読むより英語読むほうが多いので
    もううんざり(笑)しかもアラフォーで子供もいるので時間的にも体力的にも
    『完璧なんて無理!』本当にそう思います。

    1つ何かご存知でしたらお伺いしたいのですが。。。
    台湾の大学院は3年で卒業される方が多いとのことですが、
    (確かに授業の負担が大きい。。。)2年目で卒業単位を全て取り、
    3年目は日本から必要な時に台湾に来て修士論文を進めるということは可能なのでしょうか?

    実は日本の家族の体調の問題があり、日本に戻りたいのですが、学位も諦めたくなく。。。
    居留証の問題もあるし難しいのでしょうか。。。

    大学の学務に聞くのが一番だと思うのですが、
    その前に何かお伺いできたらと思いコメントさせていただきました。
    お時間のあるときにお返事いただけたら大変嬉しいです。
    よろしくお願いいたします。

    1. Graceさん

      こんにちは。
      コメントありがとうございます。
      ぼくと同じような境遇の方がおられると知ってなんだか嬉しくなりました。
      さて、質問にお答えします。

      質問事項:2年目で卒業単位を全て取り、3年目は日本から必要な時に台湾に来て修士論文を進めるということは可能なのでしょうか?

      回答:結論は可能です。ぼくもその経験があります。ポイントは所属学科の受付担当者は何の権力もないということをまず念頭においてください。
         台湾の大学では教授の権力が全てです。したがって、手順としては、自分の論文指導教授に直接状況を説明して承諾をもらってください。教授のOK
         がもらえれば問題ありません。ただし、注意点として日本へ帰国する前に大学で休学手続きをすべきなのかどうかを確認することです。というのも、
         休学して学費を支払いもしていない学生の論文指導をなぜしなくちゃいけないんだ!!と考える教授もいるからです。故に、安全策としては、休学届をせずに
         大学の学雑費(在籍料)だけを先払いしておいた状態で帰国するといいでしょう。
         最後に、居留証の件ですが結論は無視してOKです。日本帰国後は、日本が生活ベースですよね?ならば、将来台湾へいくのはおそらく論文の口頭試験を受け
         るか、或いは指導教授と個人的な相談をするときくらいだけでしょうから。

         取り急ぎ、返答まで。

      1. お返事いただきありがとうございます。
        しかもこんなに詳しいご返答をすぐにいただけるなんて。。。
        お忙しい中、本当にありがとうございました。

        『台湾では教授の権力が全て』なのですね。
        指導教授は2年目に入る時に決めることになっているのですが、
        今から話を聞いてくれてくれそうな教授を探したいと思います。

        3年目の休学届の件も全く考えに及んでいなかったのでとても参考に
        なりました。

        実はここ最近ずっと2学期目に進むかどうか悩んでいました。
        悩みながら大量の課題をこなすのもしんどくなってきていて。。。
        お陰様で光が見えてきました。
        これからもブログ楽しみにしています!!!

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