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みなさん、こんにちは。
涼しい室内でコツコツと作業する毎日の管理人です。さて、本日は台湾のツアーガイド資格についてご紹介したいと思います。ご存知の方もいると思いますが、管理人は約10年前に中国語通訳案内士の資格をとりました。2007年に台湾でちょうど日本の通訳案内士の1次試験が受験できるようになったことに伴い、暑い炎天下の中、台湾大学で受験をしたことを今でもはっきりと覚えています。その後、日本国内で通訳案内士としてしばらく活動していたときもあります。台南に来てから、たまにグルメツアーや日帰り旅行をしていうちに台湾の観光業界に興味を持ち、台湾のツアーガイド資格について調べてみてると、外国人も受験できることを知り今年3月に1次試験を受験しました。
まずは、今回取得したホヤホヤの領隊の研修修了証明書と営業ライセンスカードの画像をアップします。

〇台湾のツアーガイド資格を受験した動機

管理人が今回、台湾のツアーガイド資格を受験した動機は以下のとおりです。
1日本の通訳案内士資格を取得していたこともあり、台湾のガイド資格もあれば将来役立つと考えたから。

2台湾のガイド資格を持っていれば、台湾のお寺や美術館などの入場料が無料になるから。

3もともと旅行好きなので、好きなことで金を稼ぐことができたら嬉しいから。

〇台湾のツアーガイド資格の概要について

ここでは、あくまで外国人であるわたしたちが台湾のガイド資格を受験することに焦点を置いて紹介します。

台湾のガイド資格の種類:

台湾のガイド資格は2種類あって、中国語でそれぞれ台灣導遊人員、領隊人員といいます。その違いは、台灣導遊人員は「訪台日本人観光客」を対象に台湾各地を案内するガイド資格で、一方の領隊人員は「訪日台湾人観光客」を対象に台湾からお客さんに同行して日本各地を案内するガイドです。日本人は希望すれば両方受験できます。でも、まあ普通は台湾で生活していることを考慮すると、訪台日本人観光客を相手とする導遊人員の資格を取得することがベターだとは思います。

受験資格:

学歴:高等学校或いは職業専門学校以上の卒業者(つまり、日本の高卒以上の学歴)

その他:台湾の居留証取得者

試験構成:

導遊人員、領隊人員それぞれの試験構成は次のとおりです。

導遊人員:4科目(各100点満点の合計400点)

導遊實務(一):2017年より問題数が50題に変更(以前は80題)

導遊實務(二):2017年より問題数が50題に変更(以前は80題)

觀光資源概要:2017年より問題数が50題に変更(以前は80題)

外國語(ここでは日本語):問題数80。主に語句、文法、読解を問う試験。ネイティブと言えど、油断すると満点を逃すことになる。

〇台灣導遊人員、領隊人員考試の申請と受験の日程について

例年、この台灣導遊人員と領隊人員の考試は3月に筆記試験が行われます。試験会場は全国各地の指定場所で開催されます。なお、2次口頭試験については、台北のみ(5月の週末に開催)での受験となります。

〇台湾のツアーガイド資格取得にかかるコストについて

導遊資格:1次試験受験料:1000元 2次口頭試験:800元

領隊資格:1次試験受験料:1000元のみ

〇ツアーガイドとして将来見込める報酬はいくら?

これは一概になんとも断定できませんが、領隊について言えば、月に何回のツアーを担当するかその回数で報酬は大きく変わります。知人は、よいときで10万元を超えるときもあり、ツアーが少ないときは4~5万元というときもあるといいます。一見台湾の給与水準でみると割の良い仕事に思えるかもしれませんが、体力勝負なところとサービス業であることを考えると極端に報酬がよいとはいえないでしょう。

導遊2次口頭試験および領隊の試験合格後から就業事前研修までの流れと注意点

一連の流れ:

2次口頭試験合格(導遊のみ口頭試験あり)

ネットで就業事前研修に申し込み

合格証書の取得

各研修に参加(導遊研修期間:約3週間 領隊研修期間:約8日間)

注)上記研修期間は、全日(午前9時から午後5、6時まで)研修の場合の期間です。

各研修期間中に、レポート提出(旅行日程計画書の作成)と研修最終日に口頭試験(一人当たり約5分)があり合格する必要があります。不合格になると、再度追試を受ける必要があります。

研修全課程を無事終了し、試験に合格すれば研修最終日に営業ライセンスがもらえます。

〇注意点
導遊の2次口頭試験合および領隊に合格した場合、すぐに2つのことをしなければいけません。まず、合格証書の取得申請をする必要があります。台湾ではお金がかかります。(日本ならふつう無料で合格証書が取得できるのに。)ちなみに、申請費用はそれぞれ500元ですので、導遊および領隊の双方で計1000元となります。お金を支払った後約1か月後に郵送で合格証書が送られてきます。

2つ目に、就業事前研修にサイトを通じて事前申し込みをします。申し込み先のサイトはつぎのとおりです。中華民国観光導遊協会中華民国観光領隊協会。この就業事前研修について注意すべき点は、各研修は開催地区によって開催期間、時間、場所、定員数が異なることです。特に、定員数には気をつけましょう。上記サイトで事前申し込みが開始されたらすぐにネット申し込みをしましょう。原則、早い者勝ちです。定員数の枠を超えると募集が自動的に締め切られます。

〇導遊就業事前研修の内容について

管理人は夏休みを利用して、7月10日から7月19日の期間研修を受けてきました。運よく、研修会場は管理人の通う成功大学でした。9月に台北への引っ越しが決定している管理人にとっては、実にタイミングのよいものだったので今回、成功大学での研修を受けることにしました。台南地区の導遊就業事前研修場所は毎年成功大学で開催されています。

研修初日の会場受付の様子

研修期間中の1日あたりの授業時間は9時から5or6時までの全日です。ですので、かなり疲れます。合計56時間で欠席時間数が5時間を超えるとアウトです。また、この研修では空港での研修も含まれています。今回の場合、管理人は他のメンバーと一緒に、専用バスに乗って成功大学から高雄国際空港まで(片道約1時間)行き、空港に勤務する免税店の職員、税関職員などの空港における注意事項について講習を受けました。空港での講習時間は1時半から3時半までだったので約2時間です。講習が終わると4時に専用バスにのって、再び成功大学まで戻り到着後、解散となりました。空港での講習における注意事項は、服装は短パンやサンダルは不可、研修期間中に配布される身分証明書の携帯が必要となります。

空港での講習について別に深く考えることはありません。単なる空港見学のようなものです。講習も役立たないと思うのなら寝ていても問題ありません。

高雄国際空港での講習の様子

〇レポート提出の概要はこれだ!!!!

この就業事前研修のなかで一番面倒くさいのがこのレポート作成です。管理人が抽選でひいたレポートのテーマは、「義瑞法十日(イタリア、スイス、フランス10日間の旅)」についてでした。レポートの詳細については、以下をダウンロードして参考にしてください。
こちらから領隊帶團服務準備與計畫 –

〇就業事前研修の口頭試験の概況について
この就業事前研修の口頭試験は、研修最終日に行われます。管理人のときは、朝9時から始まり午後3時半ころにメンバー全員の試験が終了しました。この試験形式は、以下とおりです。

一人当たりの試験時間:5分(記録係がタイマーで計測します。)

点数:100点満点で70点以上が合格点。

注)仮に口頭試験が70点未満でもレポート評価が高得点であれば合格の可能性はあります。最終試験の合格基準は、レポート評価+口頭評価で平均70点以上を取れば合格です。それぞれ100点満点評価ですので、この2科目で合計140点以上を取ればいいことになります。

点数配分:作法15点 回答内容:65点 口頭表現:20点

この作法の15点分は誰も簡単に取れます。試験当日は正式な服装でいきましょう。管理人はワイシャツに下はスーツのズボン、ネクタイと革靴でいきました。上着は不要です。くそ暑いので。

人数構成:試験官2名、記録係1名

口頭試験の流れ:

1 抽選くじによって、自分の口頭試験の順番が決定される。

1時間単位で6~7人の口頭試験が行われ、自分の試験が終了しても全員の口頭試験が終わるまで会場を去ることはできません。この試験時間の待機時間も研修時間数にカウントされるからです。

2 口頭試験のテーマは40題あり、試験題目1つにつき、2つの問題(危機処理と法規に関する事項)がありそれに沿った回答をしなければいけません。抽選くじで引いた番号によって試験題目が異なります。なお、一クラスあたり約40名の受験者数がいるので他者と試験題目がダブルことはありません。

3 10分の準備時間で自分の試験題目に対する回答を考える。

抽選くじをひいたのち10分間の準備時間が付与されます。その10分で自分の準備した資料等を閲覧することが許可されています。つまり、この10分で自分が回答すべき内容を準備することになります。

4 自分の番がきたらなるべく5分を使い切るようにして答える。

マイクをもちながら教室の教壇にたって回答します。つまり、試験官だけでなく、他の受験者の前で発表することになります。試験開始後4分がたつと記録係がベルを1回ならします。更に5分が経過すると2回目のベルがなります。この2回目のベル終了後から減点対象となるので、1回目のベルがなったら神経を集中して回答速度を速くしましょう。

5 試験がおわったら指定席に戻り引き続き他者の発表を聞く。

試験の流れはだいたいこんなかんじです。管理人は運がいいのか悪いのか口頭試験はなんと3時ころでした。おかげで待ち時間が長すぎてくたびれてしまいました。

口頭試験を受けての感想と対策

管理人はこの口頭試験のためにとくに何も準備はしませんでした。他のメンバーと協力して作成した口頭試験回答マニュアルに軽く目を通した程度です。というのも、40題分も丸暗記なんてできないし、試験当日に10分間の準備時間があるのでその時間にちょちょいと簡単に整理すればいいだけだからです。管理人の記憶では、この口頭試験で不合格になったのは一人だけでした。その人は緊張しすぎて試験問題に回答することなく、自己紹介だけで試験時間を終えてしまったおばかさんでした。外国人である管理人でも余裕で合格したのでこれから受験する人も心配する必要はありません

この口頭試験に対するアドバイスとして、ポイントはいかに5分の試験時間の配分をうまく活用するかということです。ちなみに、管理人の場合は最初の1分を自己紹介に使いました。また、わざと台湾語で軽く自己紹介することで聴衆全員の注意を一度にひきつけることができました。我ながら突発的に対応をできる自分をさすがだと思ったほです。つづいてつぎの3分で試験問題に対する回答をしました。1回目のベルがなった時点で管理人は特に話すことがなくなったので、すぐに終了しました。まあ感覚としては4分15秒ほど話したと思います。5分には届いていませんが、こうして問題なく合格できました。

研修最終日の口試(口頭試験)対策マニュアル

管理人が使用した今回の研修最終日の対策マニュアル本です。これからこの試験を受験される人は参考にしてみてください。例年ほぼ同じ内容なのでかなり役立つと思いますよ。
ダウンロードはこちらから 23201_107年 南區 外語領隊 口試問答彙整 (1)

 

口頭試験の試験配分表

試験会場の様子

〇今回の領隊就業事前研修を終えての感想

正直な感想として、ほとんどが時間の無駄でした。授業内容もテキストに沿った内容であったり、ガイド経験者の過去話を聞くというものばかりでした。管理人は、授業中はマイパソコンを持参し他の作業をしたり、居眠りをしていました。まあ、講師によってはたまに役立つ情報を提供してくれるケースもあり、そのときだけは集中して聴講していました。やはり講師によって聴衆の授業態度も大きく変わるものです。この研修で一番面倒くさいのは、レポート作成と口頭試験です。まず、レポート作成についてですが、研修初日に抽選くじを引き、自分の引いた番号におうじて、レポートの課題テーマが決定します。そして、その課題テーマに沿った内容の旅行日程の計画表(訪問先、ホテル、航空券、各空港での注意事項、トラブル対する処理説明などレポートに盛り込み必要あり。)を作成します。作成後レポートの枚数を数えるとA4サイズで21枚でした。他の生徒も同じくらいのボリュームでした。もちろん、ゼロから作成していたらとてもじゃないけど時間的に提出日までに間に合いません。そこで、ネット検索でいろいろと資料をあつめコピペしながら、部分的に修正・追加作業を繰り返しながら完成させました。それでも、週末丸二日間の時間を要しました。

ですので、研修初日からレポート作成にとりかかると心理的にも余裕をもつことができます。次に、研修最終日の口頭試験についてです。この試験時間は一人当たり5分です。まず、抽選くじを引くと自分の試験問題が決まります。くじを引いたのち、10分の準備時間があるのでこの時間を利用して、自分が用意した資料などを確認して早急に試験問題に関する回答をある程度暗記して頭の中で整理します。試験官は二人です。自分の番がくると、試験番号と名前を試験官に報告したのちにすぐに試験開始です。持ち時間の5分以内に自分の試験問題に対する回答を中国語で発表します。5分を超えると、減点対象となります。また、回答があまりに短く簡潔すぎるとこの場合も減点対象となります。なお、この口頭試験に注意すべきことは服装です。当日は、男性の場合はスーツ姿にネクタイ、革靴で出席するのがベストです。というのも、口頭試験の配点項目に服装(見た目)項目があるからです。通常の正式な服装で試験に臨めば、確実に最低限の点数を稼ぐことができます。

あと、試験問題は計40題の題目があり、その中から抽選くじでひとつを選びます。もちろん、抽選ですからどの題目が自分の当日の試験問題になるかはわかりません。しかし、事前に口頭試験の題目は発表されるので他のクラスメイトと協力しながら口頭試験用の応答対策マニュアルを作成すると無駄な時間を省くことができます。とにかく、この口頭試験対策においては、どれだけ他のクラスメイトと協力しあえるかがカギとなります。そして、この口頭試験が無事におわり合格するとすぐに営業ライセンスを取得することができます。不合格の場合は1週間後に追試を受けます。もしこの追試にも失敗すると、今回の研修参加は無効となり、再度研修を申請することになります。これ以上の無駄はないので、一発で合格するよう頑張る必要があります。

いかがだったでしょうか?今回は台湾で観光ガイドの仕事に就く際に必要となる資格について説明しました。今回紹介したのは領隊(台湾人観光客を日本に連れて行くために必要な資格)に関する就業事前研修に関する体験談でしたが、残りの導遊の研修内容もまあ似たようなものだと思います。管理人は来年あたりに導遊の研修を受けるつもりです。もし、ブログ読者のなかでこの資格に興味のある人は受験されてみてはどうでしょうか?

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