台湾特有の風習 流水席、做月子、 滿月、 收涎って何だ?


みなさん、こんにちは。

台湾で生活をしていると、日々日本とは違った台湾の生活習慣や文化に出くわすことがあります。そのたびに、異文化の新しい一面を知ったり発見したりすることでより一層自分の視野や世界観を広めることができます。そこで、今回は台湾の結婚式、出産、赤ちゃんの儀礼などに見られる特有の風習についてご紹介したいと思います。

 

〇結婚式-「流水席(liu2shui3xi2)」

 

管理人は、昔台湾人の結婚式に参加したことがあるのですが、日本との違いに大変驚きました。台湾の結婚式では、日本と違い事前に招待状などを送って相手の出欠を確認することはあまりしません。ですので、主催者側は結婚式当日に来るお客さんの人数に合わせて席数と料理を追加します。

 

つまり、招待していない人や全く関係のない通りすがりの人がお客さんとなる可能性も高いのです。日本じゃ考えられませんが、台湾は「面子」社会なので、式場にたくさんの人に参加してもらい祝福してもらうことこそが「有面子(体裁が保てる)」なのです。特にこの傾向は、台湾の南部、つまり、高雄や台南に強くみられ、道路の端にテントをはって披露宴を行っている光景をよく見かけます。多くの人でごった返す様子がまるで川の流れのようなことから、このような様子を「流水席」と中国語で言います。

 

もし、あなたが台湾の街中でこの流水席をみかけたら遠慮せずに参加してみてはどうですか?その際のキーワードとして、「恭喜,恭喜(gong1xi3, gong1xi3):(おめでとう)」と言ってあげましょう。

 

 

〇出産-「做月子(zuo4yue4zi)」

出産の際、台湾の伝統的なしきたりでは妊婦は出産後1か月間、養生しなければいけません。その際に以下のような習慣があります。做月子とは、日本語で「産後の肥立ち」と言って、出産後の産褥期の女性に対して、生活上の様々な制限が加えられる伝統的風習のことを指します。

 

1 冷たいものを飲んではだめ。(体が冷えるから)

2 お風呂に入ってはだめ。(特に髪の毛が洗ってはいけない)

3 麻油鶏(ごま湯と生姜で鶏を煮込んだスープ)を毎日飲む必要がある。(出産で使い果たした栄養分を補充するため)

 

以上のしきたりを守らないと、年を取ってから、腰痛、肩こり、冷え症などの病気に苦しむことになると考えられています。もちろん、科学的根拠なんてないですけどね。

 

今の若い人はこんな胡散臭いしきたりを信じる人は少数だと思われますが、台湾の姑は保守的でなぜかこういう古いしきたりにこだわる人がいまだ多いようです。

ところ、この做月子は、実家に帰ってするのが通常ですが、最近では「做月子中心」という産後ケアセンターという施設が増えていて、出産後の女性はこちらの施設を利用する人が多いようです。

 

〇赤ちゃん-「滿月(man3yue4)」

台湾では、赤ちゃんが生まれて1か月になるとお祝いをする習慣があります。このことを「滿月(man3yue4)」と言います。男の子には「油飯」という鶏肉とイカが入った粽ゴハン、女の子には、長方形をしたケーキと「紅蛋(hong2dan4)」という食紅で赤く染めた玉子を親戚や友人などに配ります。

〇赤ちゃん-「收涎(shou1yan2)」

台湾では、赤ちゃんが生後4か月になると「收涎(shou1yan2)」と呼ばれる儀式を行います。赤ちゃんの涎が出ないで元気にすくすく成長することを願って、赤ちゃんの首に、12個や24個のクッキーを赤い糸でつないだネックレスをかけます。そして、おじいちゃん、おばあちゃんが赤ちゃんにめでたい言葉をささやきながらそのクッキーを取って赤ちゃんの口をはらいます。これによって、赤ちゃんが涎を垂らさなくなるようになると信じられています。もちろん、科学的根拠は何もありません。

まあ、台湾だけでなく日本にも赤ちゃん向けの儀式がたくさんありますね。もちろん、これらすべてには何の科学的根拠もないのに。まあ、めでたいことや言を担ぐのはみんな好きなようですね。

いかがでしたか?このように台湾を事例としてみただけでも、日本とはこれだけの違いがあります。留学生活の中で、語学だけでなくぜひ現地の生活にも肌で感じてみてください。それが本当の意味での留学体験というものだと思います。

 

 

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投稿者: Dr.K

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