統計であらためて感じる台湾のすごいところ


みなさん、こんにちは。

台湾に関するニュースを見ていて個人的におもしろいと感じたものを紹介したいと思います。

台湾はバイクが多いけど、統計でみるとやっぱすごかった!!!

台湾に訪れた人なら必ずびっくりするであろうバイクの多さ。特に、台北市内の早朝ラッシュアワー時のバイクの行列には日本のテレビでも報道されるほどです。一部の場所では、観光スポットのひとつになっているというからすごい。

どうです?この似たような光景を見た人もいるでしょう。こんなで交通事故を起こさないほうが不思議なくらいです。この写真だけでも台湾はバイク社会だという実感をもつことはできますが、統計的にみると台湾のバイク人口はどうなのでしょうか?

 

下の図を見てください。

これは、オートバイ普及台数の国際比較をしたもので、人口100人当たり二輪車保有台数を示しています。これみると、台湾が断トツで1位です。しかも、人口100人当たりのバイクの保有台数が65.3台です。日本なんて人口100人当たりのバイクの保有台数が9.5台

で台湾の約7分の1ですよ。いやー、そりゃ日本人が台湾でバイクの圧倒的な数を見たら驚くのも当然だと言えますね。

(出所:社会実情データ図録

台湾のネット速度ってけっこう早いんじゃないの?

台湾には通信会社がたくさんあって、いつも空港についてはどこの会社がいいのか迷います。確かに価格も大事ですが、基本的に動画やネットが快適にできればいいやと感じています。

ただ、台湾で4Gを使用するたびに思うのはかなり速度がはやいということです。日本と比べてもそれほど違和感なく、むしろ台湾のほうがはやく感じるときもあります。

そこで、台湾のネット速度って世界的にみてどれほどのものなのでしょうか?

台湾のネット環境はすこぶる快適

英国のネットワーク関連調査会社、オープンシグナルが世界75か国・地域のLTEネットワークのカバー率と通信速度の調査を行いました。
同調査は、2017年1月1日から3月31日までの期間、75か国・地域における558,260人のユーザーから得られた結果をもとにしています。

台湾のLTEカバー率は世界10位

(出所:OpenSignal)

上の図は4Gのカバー率の上位の国を示したものです。これをみると、カバー率では韓国(カバー率96.38%)が世界1位、日本(カバー率93.48%)が2位、台湾(カバー率83.02%)は10位となっています。韓国と日本に比べると10%近くの差がありますが、それでも8割以上のカバー率があるのならば、台湾のどこにいてもそれほど不便に感じることはなさそうです。

台湾のLTE通信速度は世界22位

(出所:OpenSignal)

上の図は4Gの通信速度の上位の国を示したものです。これをみると、シンガポールが45.62Mbpsで世界1位、台湾は26.85Mbpsで22位、日本はまさかの24.45Mbpsで31位という結果でした。これにより、通信速度においては台湾に軍配があがりました。といっても、台湾と日本の通信速度はほんのわずかの差ですが。しかし、シンガポールはどんだけ早いねんって感じですね。

世界ランキングでみる台湾のパスポートの価値は世界59位

アメリカのNomad Capitalist社が行った『The Nomad Passport Index 2017』によると、世界199カ国・地域のパスポートのうち最も価値があるのはスウェーデンのパスポートだと発表されました。次いで、ベルギー、イタリア、スペイン、アイルランドが続きました。

ちなみに、日本は19位で、台湾は59位、中国は164位でした。

この『The Nomad Passport Index 2017』では、ビザなし渡航、税制、二重国籍の可否、全体的な自由度などの条件をもとに、世界各国の「国籍の価値」をランク付けしています。

世界最強のパスポートはどこだ!!!

では、次に世界最強のパスポートについてみてみましょう。

カナダの金融コンサルティング会社アートン・キャピタルが行った2017年度版「Passport Index」によると、199か国・地域中堂々の1位はドイツで、ビザなし渡航が認められている国の数は158ヶ国。2位はシンガポールとスウェーデンの157ヶ国。3位はデンマーク、フィンランド、フランス、スペイン、ノルウェー、イギリス、アメリカの156ヶ国です。

日本は4位の155ケ国、台湾のパスポートは、ビザなし渡航が認められている国が昨年の109ヶ国から119ヶ国に増えたものの、世界順位は昨年と同じで28位でした。パスポートの強さはすなわち国の信用力の証とも言えます。ビザなしでいろんな国へ渡航できるなんてやっぱり便利ですよね。

ちなみに、このインデックスは「パスポートの強さ」を、保有者がビザなしで入国できる国の数をもとにランキングをつけています。

「悲惨指数」、台湾は65ヶ国中60位

このタイトルをみて、「え!!!台湾はそんなに悲惨な国なの?」ってショックを受けないでくださいね。

この「悲惨指数」なんて題名をつけるから誤解を招きやすいんだとおもいます。アメリカの大手総合情報サービス会社ブルームバーグが発表した2017年版「ミザリーインデックス(悲惨指数)」では、順位が高いほど経済や国民生活が困窮していることを示すのです。ですから、台湾が65ヶ国中60位ということはとてもよい結果なのです。

ちなみに、この「悲惨指数」というのは、消費者物価指数の上昇率と失業率の絶対値を足した数値で各国の国民生活の困窮度を評価するというものです。

今回の「悲惨指数」で65カ国・地域中最下位だったのはタイ、次いでシンガポール(64位)、日本及びスイス(62位)、アイスランド(61位)の順でした。つまり、良い意味でタイが1位、次いでシンガポール、日本及びスイス、アイスランドとなっているわけです。

一方、世界で最も国民生活が困窮しているとされるのはベネズエラでした。ベネズエラは2016年、消費者物価指数(CPI)が6倍に上昇し、は3年連続で1位でした。

今日のまとめ

みなさん、今日の記事はどうでしたか?

台湾はバイク人口が世界一である分、バイクの交通事故も多く、排気ガスによる大気汚染も深刻な社会問題のひとつなっています。

一方で、4Gの通信速度の快適さ、パスポートの強さ、経済や国民生活の良さなどでは世界的にも上位に位置しています。人間が日常生活を営む上での基礎インフラは整っており、日本人が台湾で生活するうえで日本と比べてそれほど困ることはないんじゃないのかなというのが個人的な感想です。

海外生活でぼくたちがよくやってしまう過ちに、日本人の物差しでその国を評価してしまうこと、主観的な判断、偏見やステレオタイプ的なものの見方などがあると思います。こういうことを避けるためにもいろんな文献や統計資料をみながら比較してみると、冷静で客観的な判断ができて文化摩擦を多少は解決できると思います。


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