LGBTって何?アジア発!!台湾で同性婚が合法化へ!!


 

みなさん、こんにちは。

管理人のDr.Kです。

今日は、台湾の同性婚の合法化について書きます。

少し前までLGBTという言葉はニュースでよく聞いていましたが、正直なところ自分に関係のないことなのでとくにその定義についても何も知りませんでした。しかし、テレビのニュースで「台湾でアジア初の同性婚合法化」を見て、頭の「台湾」に目がいきました。そこで、「何が起きたのだろう?」と思い、ニュースの詳細を調べました。

ニュースの概要は「大法官会議(台湾司法の最高機関)が、同性同士の婚姻を制限してきた現行民法は憲法違反だ」という解釈を示したということです。そして、それが世界中のメディアに取り上げられ、世界の注目を集めました。ニュースの概要を知ったぼくは、もう少しこの問題について考えることにしました。「知識は力なり(知識就是力量)」ということで、何事も知らないより知っているほうが良いと思います。

 

まず、そもそもLGBTって何なの?

いつもお世話になっているウィキペディアによると・・・

Lesbian(女性同性愛者)

Gay(男性同性愛者)

Bisexual(両性愛者)

Transgender(トランスジェンダー)

の四つの用語の頭文字から作られた言葉です。なるほど、これでLGBTの定義については理解できました。

 

 それで、今回世界の注目を集めた台湾では、アジアで先駆けてこのLGBTの人たちのために同性婚の合法化を国の司法機関が認めたということが画期的な出来事であったということなんですね。また、この同性婚の合法化の発表後に蔡英文総統が「みなさんが同性婚に対してどんな立場であれ、いまこのとき、私たちは身の回りのあらゆる人を自分の兄弟や姉妹のようにみなすべきですと述べていらっしゃいます。なんとも素晴らしいお言葉ですね。

台湾では今回の司法機関の発表により今後2年以内に婚姻に関する法律規定の修正作業を実施するとのことです。国のお墨付きがあれば、これまで精神的にも辛い思いをしてきたであろうLGBTの人たちにとって少しでも住みやすい環境が整い快適な社会へとなっていくのではないでしょうか。

 しかし、「さすが、台湾。よくぞ決断した!!」という喜びだけでおしまいというわけにはいかないような気がぼくにはします。というのは、台湾社会でこの問題について、「挺同(同性婚支持派)」と「反同(同性婚反対派)」という真っ二つに意見の異なるグループが存在するからです。支持派は10代~20代の若者が中心で、反対派はキリスト教などの宗教団体や50代となっています。若者世代にすれば、「これからは自分たちの新しい時代だし、同性愛が認められない社会なんて今の国際社会において通用しない。」という言い分もあれば、一方で、「自分が大切に育ててきた子供がよりによって同性愛者なんてショックで考えたくもない。それを国が公然と認めるなどありえない。」という親御さん世代の言い分もわからないでありません。結局、この問題は賛成か反対かというように単純に二極化できるようなものではないのです。これから、意見の異なる者同士がお互いを尊重しあい、納得のいくところを見つけていくしか術はないように思います。

世界の同性愛に関する現状はどうなっているの?

台湾の報道では、英国や米国、フランス、カナダ、スペイン、ポルトガル、オランダ、ベルギー、デンマーク、ルクセンブルク、アイルランド、フィンランド、ノルウェー、スウェーデン、アイスランド、南アフリカ、メキシコ、アルゼンチン、ブラジル、ウルグアイ、コロンビアなど23カ国が同性婚を認めていて、同性パートナー制を認めているのは、ドイツ、スイス、イタリア、オーストリアなど18カ国となっています。

このことからも、やはり欧米ではLGBTに対する理解度が高いこと、既に市民権を得ている、といった現状のようです。アジア地域はまだまだ同性愛に対する認識が保守的で遅れているようですね。

ところで、日本はどうなのよ?

 今の日本は同性婚に対する法律の解釈はどうなっているのでしょうか?結論を言ってしまうと、「2017年6月現在、日本国内において同性結婚は法的に認められていません。

じゃあ、なぜなの?って思いますよね。法律的根拠をみてみると、日本国憲法では以下のような規定となっています。

日本国憲法第24条

1項:

「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない」

2項は「配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して制定されなければならない」

この両性という部分がキーワードですね。婚姻は「両性の合意にのみ基づいて成立」と規定しているから、婚姻が「両性」、つまり「男性」と「女性」の両方が合意する場合のみに成立すると文言上は解釈し得るために憲法を改正しなければ同性婚は法的に成立しないということになるようです。ちなみに、安倍総理は「現行憲法の下では、同性カップルの婚姻の成立を認めることは想定されていない。憲法で結婚については『両性の合意』ということになっている。慎重に議論していくべき課題だ」とおっしゃっています。こうみると、日本は同性婚に関する法律の改定はしばらくできないように感じました。

しかし!!!良いニュースもあります。東京都渋谷区が全国に先駆けて同性カップルに対して「結婚に相当する関係」を認める証明書の発行を盛り込んだ条例案を可決し成立させたのです。2015年11月5日から東京都渋谷区ではパートナーシップ証明書の交付を実施しています。もしかしたら、今後日本各地で同様のケースが増えていくかもしれませんね。

Dr.KのLGBTや同性婚に対する見解

ぼくは「LGBTの人たちの存在や人権を尊重し、同性婚にも賛成」です。理由は、ぼくにはLGBTの友達がいるし、彼らはとても性格の良い連中で付き合いやすい、同性愛のどこに社会的問題があるのか理解できません。時代の変化とともに人の価値観や物の考え方も変わるのが普通です。読者のなかには、「じゃあ、あんたの子供が同性愛者だったらどうなの?」という質問をぼくに投げかける方もいるでしょう。ぼくの答えはひとつ。「ぼくは独身だから答えようがない。だから、もしも~ならばという質問自体ばかげている。」です。

LGBT当事者でもないぼくが、彼らの苦しみを理解することはできないんです。だって、当事者じゃないのだから。がん患者でない人がその人の痛みを理解できないのと同じ理屈です。しかし、だからといって自分には関係ない。知ったことではないというような態度はとりません。ぼくは国籍、宗教、性別、学歴、皮膚の色といった違いだけで人に差別や偏見的な態度をとるのは間違っているとはっきり断言したいです。まあ、小学校の道徳で習うような基本的な話ですよね。なんて偉そうに言っていますが、今の自分だからこそこういう意見が持てるようになりました。高校生までの自分なら間違いなく、同性愛者に対して偏見的な見方をしていました。しかし、台湾留学や他の外国での生活経験のおかげで、ぼくの古い価値観を完全に変えることができました。これはぼくにとっては語学習得の次くらいに価値のある収穫でした。

 だからこそ、自分を変えるには一度は外国で住むほうがいいと思うんです。若い人たちにいいたいです。自分の卵の殻を割って大空に飛び立ってみようと。

lgbt_rainbow_heart


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