中国語通訳案内士という仕事の醍醐味と人との交流


 

以前に通訳案内士の資格を取得しても仕事のチャンスはなかなかないといった内容のブログを書きました。しかし、現在でも中国語通訳案内士の資格を取得しようとしている日本人や台湾人の方がおられることを知り、ぼくの通訳ガイドの体験談を少しお伝えしようと思います。

ぼくは通訳ガイドの仕事を時折やっているのですが、お客様の大半は中国からの方が多いです。なぜか特に上海からのお客様が多いです。つい先週6/9~11の3日間、台湾人の友人の依頼を急きょ受け通訳の仕事をしてきました。そこで、今日はその体験談について書きます。

仕事を紹介してくれた台湾人K君は、現在中国でレーシングカーの会社の社長をしています。レーシングカーというといまいちピンとこないかもしれませんが、鈴鹿サーキット場を走るF1やF3の競技レースと言えばおわかりいただけると思います。K君はレースに参加する中国人選手のケアや中国国内外の試合に参加する段取りをしています。そこで、日本でも富士スピードウエイ、鈴鹿サーキット、熊本国際サーキット場で開催される試合日程に合わせて、ぼくがK君の日本代理人という形で仕事を受けています。

普通、通訳ガイドというと日本の旅行会社に自分の名前を登録しておいて仕事の案件があれば引き受けるというケースが大半ですが、ぼくの場合はそれ以外にも今回のように友人から受ける通訳の仕事もあります。まあ、正直なところ、友人や知人から直接仕事をもらうほうがお金になるのでぼく的には大変ありがたいです。旅行会社だとマージン(仕事紹介料)をとられます。

さて、話を戻しますが、このF1やF3という競技に参加するには当然レーシングカー、燃料、その他人件費がかかってきます。故に、超金持ちじゃないとこのレースに参加できません。1回の試合に参加するだけでも500万円近くの費用がかかるそうです。もう、こんな話を聞いただけで別世界にいる感覚になります。

そこで、ぼくの仕事というのは、まず中国から来る選手のホテル予約、空港までの送迎、サーキット場内での関係者たちの間に入っての通訳、時間があれば地元の観光通訳ガイドをしたりします。当然、F1やF3などといったレース関係における知識も興味も全くなかったのですが、友人の依頼、そして未知の分野での仕事だということで仕事を引き受けました。

今回のお客様は計5名で3日間にわたりなんとか無事に仕事を終えることができました。

今回のケースを通じて、中国語通訳案内士という仕事の醍醐味として感じたことを以下に書きます。

醍醐味

其の一:自分の未知の分野に挑戦できるチャンスがあり、自分の世界観や見識を深めること

ができる。

其の二:自分がこれまで苦労して習得した中国語を思いっきり使って、且つお金を稼ぐこと

ができる。

其の三:仕事期間中、原則食事は全てお客様がごちそうしてくださるので、寿司、懐石料理、

鍋料理、刺身など高級料理をタダで食べることができる。

其の四:中国人から直接、現在の中国社会について話を聞くことができて勉強になる。

其の五:中国はコネ社会なので、仕事を通じて仲良くなれば、新しい仕事を紹介してくれる。

其の六:中国に招待してくれるケースもある。(お金持ちのお客様なので、現地の車手配か

ら、ホテル、食事まで全部出してくれるという懐の大きさ)

其の七:仕事を通じて自分の足りないところを再認識して、更に頑張ろうという向上心がも

てる。

まあ、ざっとこんな感じになります。

最後に、通訳ガイドの報酬について少し書きますね。

旅行会社からもらう団体バスツアーの場合: 20,000-30,000円/8時間

知人や友人から仕事をもらう場合:     30,000-50,000円/8時間

これはあくまでぼくが請け負う際の最低ラインです。仕事の難度や日数に応じて変動します。

以下の写真は、今回仕事で訪れた三重県鈴鹿サーキット場でのものです。


投稿者: Dr.K

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